理事長コラム(2021.3)
みなさん、こんにちは、国際協力推進協会(APIC)理事長の佐藤嘉恭です。
今月、東日本大震災から10年を迎えています。
あの巨大な災害のもたらした物的、精神的損害は忘れることは出来ません。残されている課題がまだあります。今までもそうであったように、これからもなお語り継がれてゆかねばなりません。立ち上がるための強い力となるために。当時、世界中の人々、ほぼすべての国々から寄せられた暖かい支援も思い起こしたい。
今わたくしたちはなお、新型コロナウィルス感染症の年初以来の「緊急事態宣言」下にあります。感染者ゼロ、お亡くなりになる方をゼロにするためお互いに協力してその先の光明を見つけようとの呼びかけと理解したい。もちろん、その結果生じてしまう困窮者への補償がタイムリーかつ円滑に届けられ、ワクチン接種も速やかに行われる必要もあります。日常へ回帰するまでには数年を要するとの世界の識者の厳しい見通しにも耳を傾けて内外にわたる協力を確かにし世界が一致して対処してゆく必要もあります。
APICは国際交流が停止していても島嶼国に心を寄せ、直面している緊急課題(例えば、水不足など)に物品調達の支援をするなど島民に安心、安全を届ける業務を展開しています。
今後とも宜しくお願い致します。
(2021.3.7 記)
一般財団法人 国際協力推進協会
理事長 佐藤 嘉恭
一般財団法人 国際協力推進協会
理事長 佐藤 嘉恭